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山本鼎

山本鼎は、明治から昭和にかけて活躍した、日本の版画家でもあります。また色彩豊かな洋画家としても知られ、教育者としての一面も持ち合わせていました。山本鼎は、愛知県に生まれ、16歳以降は長野県の上田市に住んでいました。美術の大衆化や、民衆の芸術運動などを行いました。他人の下絵だけを彫る職人に魅力を感じず、東京美術学校西洋画家選考予科に入学します。在学中から作品を発表し「漁夫」は、海の街の生活をリアルに描いたものでした。山本鼎は、新進気鋭の版画家としても知られおり、卒業後は、挿絵や文章などを書いて活躍しました。「パンの会」の発起人でもあり、1910年からは上田朝日新聞にてスケッチなどの連載を始め、その後フランスに留学します。晩年は借金などもあり厳しい人生を送ったそうです。

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