山田和は、愛知県常滑市に生まれた陶芸家です。父親は、常滑焼日展作家 山田健吉、伯父に人間国宝 三代山田常山と代々続く家系でもあり、志すきっかけとなりました。1976年に大阪芸術大学を卒業したあと、当初は現代的な作品の発表を試みていたそうです。越前にて築窯し陶芸家・加藤唐九郎のもとで学び、瀬戸黒や志野などを制作するようになり、伝統だけでなく新しい陶芸を創造することを追及し続けています。数々の個展を開いてきたのはもちろんですが、ドイツにて作品制作経験も多く、初窯も制作しています。2020年にはイギリス、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に作品が収蔵され、展示されています。味わい深く、躍動感に満ちた作品も多く、数々の力作を残しています。
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