月岡芳年は、最後の浮世絵師としても知られている人物になり、幕末から明治にかけて活躍しました。江戸の新橋に生まれ、子供の頃より画業を志しました。月岡芳年は、12歳になったときに、歌川国芳に入門し、15歳の若さで画壇にデビューします。22歳で本格的に活動を始め、たくさんの作品を世に送り出してきました。生涯で1万点以上もの作品を生み出しており、なかには残酷な絵のテイストなどもあります。ただあくまでも若い頃の話になり、全体的には歴史画を好んだこと、錦絵などの挿絵などを描きました。月岡芳年は、多様多種の作品を生み出していること、的確で丁寧な描写のもの多いのが特徴です。まるで人物の内側まで表現したような作品も多くあり、近年高く評価されている浮世絵師です。
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