1929年大阪府出身の陶芸家です。大阪市立錦城商業学校を卒業したあとに、1946年に川喜田半泥子に師事し陶芸の技術を磨いていきます。1963年に川喜田が亡くなったあとに、廣永陶苑を継ぎ、毎年のように個展を開催するようになりました。津市の広永窯において茶陶の道に進んだあと、赤絵や色絵に強い興味を持って制作を続けていきます。1967年以降は大阪の高島屋で毎年個展を開き、10回・15回・20回と記念の式典を行い続けました。また、東京の日本橋で隔年にて個展を開き、1968年には横浜高島屋にて個展を開くようになるなど、だんだんと範囲を広めていきました。「幽照館」と呼ばれていた建物を全面改装し、記念館として現在はさまざまな作品を展示しています。ちなみに、幽照は半泥子が名付けたものになり、好きな言葉だったこともあり名前をつけたといわれています。坪島土平は、2013年に亡くなりました。
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