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富本憲吉

大阪府の大地主の家に生まれ、子供の頃より絵を学べる環境で育ちます。東京美術学校に入学した際に、ウィリアム・モリスの思想に影響されロンドンに留学して卒業します。留学中に、建築家の新家孝正と出会い、写真助手として一緒に巡ります。その後、日本に帰りバーナードリーチから陶芸について学びます。故郷である奈良県に窯を作り陶磁器製作に夢中になっていたといいます。その後東京の世田谷で生活し、東京美術学校の教授も務めました。終戦後は京都に移り、金銀彩を完成させました。

金銀彩羊歯模様の大飾皿や色絵柘榴に詩句の陶板など、有名な作品は数多く残されています。身近な風景や植物のスケッチが多く、竹林月夜や四弁花などもあります。

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