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高野松山

熊本県出身の陶芸家でもあり、蒔絵の重要無形文化財に認定されています。もともと祖父は細川藩の儒者であり、父親は校長を務めるなど由緒正しい家庭として育ちました。13歳のときに漆工科の学校に入学すると、蒔絵について強く興味を持つようになります。白山松哉のもとで厳しい指導を受けたこともあり、卒業後は、細川護立の援助のもとで住み込み働くようになります。昼間はボディガードとして仕事をし、夜には陶芸の製作を行う生活をしていました。出品を積み重ね、高い評価を受けるまでになります。

獅子蒔絵色紙箱は代表作としても知られているものになり、一つ一つとても丁寧に制作されているのが伝わってきます。他にも狩猟文鏡箱や菊蒔絵盆などもあります。

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