高橋泥舟は、1835年に江戸の山岡正業の次男としてこの世に誕生しました。忍心流の名家になり、槍の修行を受けていたそうです。上京に達しているといわれるほど、高い腕を持っていたそうです。徳川慶喜が、官軍の使者として選んだ人物でもあり、とても厳格な性格をしていました。高橋泥舟は、山岡家には借金があり、その返済なども、泥舟が行っていたといいます。とはいえ、金銭的な余裕もなかったことで、顔を担保にしていたなどの逸話もあます。人柄の良さを感じさせる人物です。高橋泥舟は、江戸から静岡に移住したときに、地方奉公などを勤めて、書画などの鑑定を行い後生を送ったと言われています。「幕末の三舟」とも呼ばれているなど、歴史的にもさまざまな結果を残した人物です。
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