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田原陶兵衛

山口県の長門市で生まれた陶芸家です。長兄11代田原陶兵衛の跡継ぎがいなかったことで、家業を継いだとも言われています。歴代受け継がれてきた名前でもあり、茶器を中心に製造していること、高麗朝鮮陶器の研究にも朝鮮していたそうです。1956年に兄が亡くなったため、名前を襲名しており、1972年には日本工芸会の正会員となります。1981年に無形文化財保持者になるも、10年後の1991年に亡くなります。本来であれば次男なので家業を継いでいなかったかもしれないと考えると、不思議なものです。

灰被割高台茶盌・掛分茶盌・沓形掛分茶盌・白釉茶盌など数々の陶器作品を残しています。どれも上品なデザインの物が多く、シンプルだからこその美しさもあります。

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