TEL0120-554-110

清水卯一

京都府出身の陶芸家であり、もともと陶磁器の卸問屋の長男として誕生しました。父が若くして亡くなったため、家を継ぐことを目的に商業学校に入学。中退し石黒宗磨のもとで弟子として陶芸を学ぶようになります。ただ、戦争もあり自宅にろくろ場を設け作品作りを行うようになります。前衛陶芸家集団「四耕会」などの結成に携わり、1958年に、ブリュッセル万博博覧会にてグランプリを獲得します。1958年には重要無形文化財として人間国宝に認定され、紫綬褒章なども受賞しています。

“感激一瞬”をテーマに常に作品を作り続けていました。蓬莱花壷など、自然豊かな蓬莱山の麓に築いた窯から名前をとった作品を数多く発表しています。中国陶芸も学んでいたこともあり、美しい色彩の作品も数多く残っています。

よかったらシェアしてね!