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酒井抱一

酒井抱一は、神田の小川町にある、姫路藩の別邸の4男として生まれました。兄に何か合った場合に、保険としての役割があり、参勤交代のときなど留守として仮養子に立てられるなどを経験しています。その後酒井抱一は、忠以に長男が生まれたことで、養子にいく話なども出てきます。こうした家庭環境もあり、絵の道に進むきっかけになったのでは?と言われています。「軽挙館句藻」では約10冊もの自筆を提出しており、晩年までに詠んだ俳句などをひとまとめにしています。また、尾形光琳などの作品に強く挽かれるようになります。吉原通が好きな画家だったこともあり、人生の転機を迎えても変わることはなかったそうです。酒井抱一は、1809年に下谷根岸に拠点を落ち着かせ、工芸品や出版などを手掛けていきます。展覧会なども実施するなど、精力的に活動しました。

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