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尾竹竹坡

尾竹竹坡は、明治から昭和にかけて活躍した、浮世絵師であり日本画でも有名な人物です。新潟市で生まれ5歳の頃には襖絵などを描き、6歳には花鳥画を丁寧な執筆で書き上げるなど、早くからその才能を認められ神童と呼ばれていました。尾竹竹坡が10歳の頃には、絵をもって家計を助けていたというのだから驚きです。数々の賞をとり人気が高まり、当時は500円の高値で売買されていたそう。1911年には文展にて「水」が賞をとり注目されます。ただ、もともとの性格が荒削りではっきりとしていたこともあり、対立が耐えなかったそうです。尾竹竹坡は、1915年に衆議院議員に立候補したことで落選し、多額の負債をかかえることになります。晩年には目黒の雅叙園の装飾に携わるなど、たくさんの実績を残したことでも知られます。

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