
買取価格60,000円
大西清右衛門は、室町時代後期から約400年以上続く京釜師の家系であり、千家十職の一つです。大西家は京都の三条釜座(かまんざ)に工房を構えており、現在も茶の湯釜の制作を行っています。 大西清右衛門の名は、四代目当主が名乗り始めて以来、六代目以降(九代目を除く)代々の当主が襲名しています。六代目の大西浄元(1689年 – 1762年)が表千家七代目如心斎天然宗左の釜師を務めて以来、大西家は千家十職として知られるようになりました。千家十職とは、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)に出入りする特別な職人たちの家を指します。