石川県金沢市出身の陶芸家になり、大樋焼の当主として君臨しています。大樋焼の個展を開くときはその名を使いますが、自由に個展を開いて楽しみたいときは、大樋年朗の名前を名乗っていたそうです。文化勲章を受賞するなど、技術力の高さにも定評があります。1950年には日展に初入選を果たし、1956年には北斗賞、1957年には特選を受賞するなど、数々の受賞歴を残しています。2004年には文化功労者として認められ、金沢市の名誉市民になっています。日本だけに限らず、世界でも活躍しており2012年には天皇や皇后の誕生日の宴会に招かれるなど高く評価されている人物でもあります。作品の数々は美術館に保管されていますが、一部は宮内庁や総理大臣の官邸にも飾られています。
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