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岡本太郎

岡本は年齢を重ねても創造への探究心が衰えず、生涯にわたって様々なイベントや展覧会に参加しました。80歳の時、ほとんどの自作を川崎市に寄贈し、市は美術館建設を計画しました。2003年(平成15年)、メキシコで行方不明になっていた「明日の神話」が発見され、愛媛県東温市で修復。2006年(平成18年)に汐留日テレプラザにおいて期間限定で公開されました。これをきっかけに再び評価が高まってきます。現在は、京王井の頭線渋谷駅連絡通路に設置され、パブリックアートとして新しい名所となっています。2011年(平成23年)に東京国立近代美術館で「生誕100年岡本太郎」展、2014年(平成26年)には川崎市岡本太郎美術館で「岡本太郎と潜在的イメージ」展が開催されました。この「潜在的イメージ」展は、岡本太郎の作品を西洋近現代美術史の観点から分析した初めてのもので、スイスジュネーブ大学教授ダリオ・ガンボーニ博士の著書『ポテンシャル・イメージ』をもとにアレンジされています。

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