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中村不折

中村不折は、明治から大正・昭和にかけて活躍した画家でもあります。日本画だけに限らず、書道会や洋画界などの幅広いジャンルに精通していること、人気のある作品を数多く残しています。夏目漱石の「吾輩は猫である」の挿絵を担当したことでも知られています。江戸の京橋八丁堀に生まれ、明治維新の影響もあり長野県に帰郷します。中村不折は、子供の頃から絵が好きで、写生を好んでいたそうです。19際になり絵などの芸術的な知識や技術を身に着け、21歳で、西伊那部学校の助教授になりました。その後数学教師になり、夏休みに洋画について学びを受けます。正岡子規の影響もあり新聞記者になり、その後フランスにも渡りました。中村不折は晩年、自らが収集した書道資料をコレクションするための「書道博物館」の創設に尽力しました。

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