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松井康成

長野県佐久市出身の陶芸家です。戦時中には茨城県に疎開し、卒業後に、奥田製作所にて陶芸の技術を学び習得します。大学を卒業したあとに月崇寺の住職になり、窯を作り研究を続けたといいます。とても探究心の強い人物になり、田村耕一のもとで学んでいた時代もあるのだとか。紫綬褒章受賞を取得したあとは、日本工芸会常任理事としての仕事を請け負います。1993年には重要無形文化財保持者「練上手」として認定されるなど、高い技術を持っていると証明されています。

たくさんの作品を残した陶芸家としても知られ、東京国立近代美術館や茨城の陶芸美術館などに作品が保管されています。練上玻璃光大壺は代表作としても知られ、1998年に制作したものです。中国の春秋戦国時代に、絶世の美女として知られた呉の王妃をテーマにしています。

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