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松平不昧

出雲の松江藩の七代目を務めた人物になり、江戸時代の代表的な茶人として知られています。今でも一目置かれる存在として名高く伝えられています。当時、松江藩は財政が破産しており厳しい状態でした。そこに藩政改革に乗り出し農業政策や治水工事を行い、商品価値の高い特産品を栽培位して財政の再建を行いました。厳しい政策の効果もあり財政改革は成功するも、茶人としての収集に莫大な資産を使ってしまいます。天下の名器「油屋肩衝」など高価なものをたくさん購入し、財政破綻の原因とさせてしまいました。茶人としての才能は一流だったと言い伝えられています。

蒐集された茶道具を記録している「雲州蔵帳」は現在でも茶器の導きとして使われるほど、素晴らしいものです。

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