川瀬巴水は、日本の大正時代から昭和にかけて活躍した浮世絵師です。版画家としての一面もあり、とても人気がありました。当時浮世絵は衰退傾向にありましたが、復興させるために尽力したことでも知られています。川瀬巴水は、近代風景画を使った版画の第一人者でもあります。住んでいた東京だけに限らず、日本各地を旅に出て原画として風景画を残していたそうです。とても美しいものばかりで、表現力の高さでも知られています。川瀬巴水は、日本だけでなく海外からの評価も高く、今でも人気があります。関東大震災を経験し、たくさんのスケッチを失うも、生涯で最長になる関西より西へと写生旅行にでかけ、「旅みやげ第三集」を完成させました。世界中にファンを持つ、日本を代表する画家でもあります。
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