TEL0120-554-110

河鍋暁斎

河鍋暁斎は、幕末から明治にかけて活躍した、浮世絵師でもあります。日本画家として高く評価されている人物ですが、反骨精神が強く風刺画などを数多く残しています。自分のことを「画鬼」と表現することもあります。もともとの出身は茨城県の古河市になり、その後、江戸に出ることになります。河鍋暁斎は1837年に、浮世絵師の歌川国芳に入門すると、教えを忠実に守っていたそうです。伝説の「生首の写生」でも知られており、火事の写生や鯉の写生なども描きます。とても忠実に写生していることもあり、鱗の数までも正確に数えるほどのこだわりようだったそうです。河鍋暁斎は、1885年には「狂斎画譜」や「狂斎百図」なども出版するなど、数々の作品を残しています。幕末からは絵日記を残しており、亡くなる1ヶ月前まであるなど、筆まめな性格だったようです。

よかったらシェアしてね!