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加藤唐九郎

愛知県の春日井市出身の陶芸家であり、明治から昭和にかけて活躍しました。両親が窯業を営んでいたこともあり、幼少期より自然と馴染み、のちに父親の製陶工場の一部を譲り受けるまでになります。一時期、助成の措置を講ずべき無形文化財として認定されるも制度自体が廃止になってしまいます。中日文化賞を受賞するも、日本工芸会の理事などを辞任して、作品作りに没頭します。一無斎の称号を与えられ、記念館の設立を手掛けるも、88歳のときにこの世を去りました。

技法に囚われることのない作品を次々に生み出しました。志野茶碗のひょう柱なども有名ですし、晩年に制作した紫匂なども人気があります。

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