水彩画(すいさいが)とは、顔料を水で溶かし、主に紙に描く絵画の一種です。水の量で絵の具の濃度や透明感を調節でき、重ね塗りをすることで下の色が透けて見える「透明感」と「柔らかい色合い」が特徴です。手軽に始められる反面、水に溶ける性質のため、湿気や紫外線に弱く、保存には注意が必要です。
水彩画の技法は古く、旧石器時代の洞窟壁画にも見られます。絵画として発展したのは15世紀のドイツ、アルブレヒト・デューラーの作品が最初とされています。18世紀後半のイギリスで大きく発展し、風景画の需要も高まりました。
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