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磁器

磁器(じき)は、陶磁器の一種で、主に陶石やカオリンといった岩石を砕いたものを主原料とする「石もの」です。
特徴として、1250℃以上の高温で焼かれるため、素地がガラス質化し、非常に硬く締まります。これにより、吸水性がほとんどなく、強度が高いため薄く繊細に作ることができます。
見た目は、白く滑らかで光沢があるのが特徴で、光にかざすと透光性を持つものもあります。軽く叩くと「チーン」というような澄んだ金属音がします。汚れがつきにくく、扱いやすいことから、日常の食器として広く利用されています。
日本では、佐賀県の有田焼(伊万里焼)などが代表的で、絵付けの美しさも大きな魅力の一つです。