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飯塚小玕斎

東京の本郷区で生まれ、東京の美術学校を卒業します。その後、戦争のため入隊し出征、疎開先の栃木県にある高等女学校にて約10年間講師を務めます。竹工芸家として従事した経験から、人間国宝として認められるようになりました。北斗賞や菊花賞を受賞するなど気鋭の竹工芸家として、その名前を知られるようになります。鑑審査委員を度々務めたこと、理事や会長なども経験します。現在の竹工芸の基盤を作った人物でもあり、自分の制作の幅も常に広げ続けていました。人間国宝として認められてからは、日本伝統工芸展を中心に後輩などの指導にあたるようになります。竹工芸が発展するように尽力した人物です。

有名な作品に竹刺編菱繋文飾箱があり、文部大臣賞を受賞しています。

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