武将でもあり芸術家として知られた人物になり、主に戦国時代から江戸時代にかけて活躍しました。茶道織部流の祖としても知られるようになり、織田の家臣として仕えた記録も残っています。武士としての実績は少ないながらも的確な意見でアドバイスをするなど、優れた一面も伝えられています。秀吉に仕えていたときも輝かしい功績を残しています。茶の湯を通し、多くの著名人との付き合いがありました。その範囲は貴族や朝廷、経済界など幅広く、全国に影響を与えるほどに偉大な存在になっていました。茶道具には、破調の美を表現したものを好み、織部流と呼ばれるまでになります。
御所丸茶碗や、黒部織茶碗などの数々の作品を制作しています。