芥川龍之介

芥川龍之介は、東京の京橋区出身の小説家であり、実家は牛乳製造販売業を営んでいたそうです。母親が精神的な病にかかったことで、母方の実家の芥川家に預けられ祖母に養育されます。芥川龍之介の代表作になる「羅生門」は1915年に発表したものです。1919年は友人の姉と結婚し翌年には長男が誕生します。ただ、21年頃には心身の衰えを感じるようになり、病を患い作品数が少なくなっていきます。その後も「桃太郎」を発表し、文化学院文学部の講師なども務め、三人の子宝にも恵まれました。芥川龍之介は、1927年7月に「続西方の人」を書き上げ、致死量の睡眠薬を飲んで自殺します。享年36歳という若さでこの世を去りました。短編小説を数多く残しており、自身はヘビースモーカーだったそうです。