会津八一は、新潟県で生まれ病気で体が弱かったこともあり中学生の頃より俳句に興味を持ちます。奈良旅行をきっかけに短歌にも興味を持ち「南京余唱」や「山光集」「寒燈集」などを出版します。会津八一は、美術史学の研究法なども独学でマスターするなど、とても勉強熱心な人物でもあります。教育者や書家としての一面も持つなど多彩なことでも知られ、数々の作品を世に残しました。中村屋と深い縁があるため、再建などにも携わりました。現在でも、煉羊羹などの包装紙に会津八一の書が残されています。たくさんの弟子を残したことでも知られ、自身は生涯独身で過ごしたそうです。ちなみに八一の名前が生年月日からとったものになり、縁起のいい数字です。実物尊重の教育方針を徹底していたそうです。
TEL0120-554-110