切手とは、郵便物を送る際の郵便料金の支払い済みを証明するために貼り付ける証票です。日本では1871年(明治4年)に発行が始まりました。
切手は大きく分けて以下の3種類があります。
・普通切手: 定番の意匠で日常の郵便に使用され、常に販売されています。
・記念切手・特殊切手: 国家的な行事、文化、自然などをテーマに、一定期間・枚数限定で発行されます。デザイン性が高く、収集家(フィラテリスト)に特に人気があります。
・ふるさと切手: 特定の地方限定で販売される切手です。
使用されずに残っている切手、特に発行枚数が少なく希少性の高い古い切手やエラー切手は、額面価格を遥かに超える高い市場価値を持ちます。切手の価値は、その希少性、保存状態(糊の状態など)、発行年、人気によって決まり、世界的なコレクション対象として取引されています。また、切手の意匠は、その時代の文化や歴史を反映する小さな芸術作品としての側面も持ちます。
