宝飾品(ジュエリー)の主素材として用いられる貴金属は、金(ゴールド)、プラチナ(白金)、銀(シルバー)の3種類が代表的です。これらは化学的に安定しており、変色・腐食しにくいという特性から、美しさを長く保つことができます。
金(Gold / Au): 純金(K24)は軟らかすぎるため、耐久性を高めるために銅や銀などを混ぜた合金(K18など)として使われます。Kはカラット(Karat)の略で、24分率で純度を示し、K18は金が75%(18/24)含まれることを意味します。割金によって、イエロー、ピンク、ホワイトなど多様な色合いが作られます。
プラチナ(Platinum / Pt): 非常に希少で、耐久性が高く白い輝きを持つため、特にブライダルジュエリーに人気です。Ptで表記され、1000分率で純度を示します。日本ではPt900(プラチナ90%)やPt950(プラチナ95%)が主流です。
銀(Silver / Ag): 貴金属の中で最も安価で、カジュアルなジュエリーに用いられますが、硫化によって黒く変色しやすい性質があります。一般的にSV925(スターリングシルバー)など、92.5%の純度の合金が使われます。
これらの貴金属の純度や種類は、製品に刻印(ホールマーク)として打たれており、購入する際の重要な指標となります。
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