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陶磁器

陶磁器は、陶器(土もの)と磁器(石もの)の総称です。主に粘土や陶石などの土の成分を原料とし、高温で焼き固めて作られます。 陶器は、粘土を主原料とし、比較的低い温度で焼かれます。素地には吸水性があり、軽く叩くと鈍い音がします。暖かみのある風合いが特徴で、釉薬(うわぐすり)の種類によって様々な色合いや質感を楽しめます。
磁器は、カオリン(白い陶石)を主原料としており、陶器よりも高い温度で焼き上げられます。素地は硬く吸水性がほとんどなく、軽く叩くと澄んだ金属音がします。薄く作ることができ、白く滑らかな表面が特徴です。
日本の代表的な陶磁器には、有田焼、清水焼、美濃焼など、各地で独自の発展を遂げたものが多くあります。日用品から美術品まで、幅広く人々の生活に彩りを与えています。