宮崎県須木村出身のガラス職人として知られており、宮崎県立小林高等学校卒業と同時にガラス会社に就職してガラスの世界に入ります。1991年には国の卓越技能者「現代の名工」に認定されています。もともとガラスは西洋の素材として知られていますが、日本人としての感性や技術を融合させて、唯一無二の作品を作り出しています。なかでも「光琳」は、代表的なものとして知られており、層を重ねたガラスのなかに金やプラチナ箔を入れ、華やかな美しいガラス作品を作り出しました。ガラス作品ならではの美しさは、古今東西共通の美しさとしても認識されています。また、工房のある宮崎県綾町は照葉樹林を誇る木の故郷であることから、インスピレーションを受け綾切子を考えるなど尽力してきました。ガラス工房の先駆者として、世界的にも高く評価されています。
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