山口県萩市に生まれ、人間国宝にも指定されている人物です。荻藩御用達の窯三輪家の次男として生まれます。中学校に入学するも、職人に学問はいらぬという考えのもと、2年で退学してしまいます。その後家業に専念し、茶道なども含め諸芸を学ぶことに尽力します。一時は「からひね会」を結成するも、具体的な活動には至りませんでした。重要文化財の萩焼の保持者として認定され、名誉市民も獲得しています。数々の賞を受賞しつつ、萩市に毎年寄付金を贈るなどの活動もしていました。温かみのある作品が特徴でもあり、休雪白としても親しまれました。荻角香合や、荻茶碗、荻焼茶入なども作っています。すべての作品に荻がついているのも特徴になります。
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