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沢庵宗彭

名前からもわかるように臨済宗の僧侶であり、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍しました。兵庫県豊岡市で生まれ、父親は、但馬の重臣だったものの羽柴秀吉に攻められ滅亡し、浪人となります。希先西堂に師事するも亡くなり、住職を別の寺から招いたことで再度師事となり、1594年に大徳寺に入り直します。紫衣事件が有名で、禁中並公家諸法度により大徳寺の住職を江戸幕府が決める、紫の衣は、認めたものにしか着用できないなどの厳しい決まりもでき、反対運動をおこし、江戸に召喚され流罪となるなど、波乱万丈の人生を歩みました。

茶杓をたくさん作ったことで知られており、「村雲」や「初冬の歌銘」なども有名です。代表作は「寛永元詩銘」とも言われ、自署を残した作品は数少ないと言われています。

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