池田蕉園は、東京出身の女性浮世絵師として活躍した人物であり、女性です。小学生の頃より、草双紙の絵を石版に描くなど、才能に奏でていた部分強く、慶應義塾で学業も学び、アメリカのラトガース大学に留学して鉄道を研究していた時期もあります。池田蕉園は1902年に「桜狩」にてデビューすると、「夕暮れ」などの作品で入選します。婚約するものの相手が失踪し、一時は悲しみに暮れるものの浮世絵の造形美なども認められ、数々の賞をとります。池田蕉園は、大正天皇の前で絵を書くこともあったそうです。1917年に結核を患い、31歳の若さで亡くなりました。国民的名士になり、上流階級の婦人や令嬢を門弟としていたそうです。肉筆画なども多く残しており「小松引」「さつき」「桜下美人図」なども有名です。
TEL0120-554-110