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岡田三郎助

1912年に藤島武士と本郷洋画研究所を立ち上げ、翌1913年久米桂一郎らと佐賀美術協会を組織します。さらに1919年、高村豊周、長原孝太郎、藤井達吉らと、装飾美術家協会を設立します。1926年、妻八千代と別居。1930年、文部省から渡欧を命じられ、欧州に赴き、11月に帰国しています。1933年、北信野の桃の花の里を訪れた際、その美しい景色を「丹霞郷」と名付け、たたえました。1934年12月3日、帝室技芸員となり、1937年、第1回文化勲章を受章し、帝国美術院会員となります。2年後の1939年9月23日、自宅で死去しました。没後1940年、東京府美術館(現在の東京都美術館)と大阪市天王寺美術館で岡田三郎助の遺作展が開催され、2016年には岡田三郎助と、妻八千代、辻永を生前に撮影した16mmフィルムをもとに、ドキュメンタリー映画「あるアトリエの100年」が製作されます。担当したのは山崎鉄毅とそのスタッフでした。

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