
買取価格50,000円
「龍文堂」は、江戸後期から昭和にかけて京都で続いた鉄瓶工房です。江戸末期に初代・四方龍文が_蝋型鋳造という革新的な技法を創案したことで知られています_。2代目・四方安之助の代に「龍文堂」の銘を名乗り、鉄瓶の高級ブランドとして発展しました。明治から大正にかけて_高級な鉄瓶を製作し、その精緻な技巧と美しい佇まいは多くの愛好家を魅了しています。銘は一般的に蓋の裏に入っています。2代安之助の門人には、秦蔵六や亀文堂の創始者である亀文堂正平といった名工がいました。彼らも蝋型鋳造によるきめの細かい鉄瓶で高い評価を得ました。
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