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歌川国貞

歌川国貞は、江戸の後期に活躍した、浮世絵師です。本名を角田庄五郎といい、後に三代目「歌川豊国」と名乗るようになります。描く絵の特徴として、面長イノシシ首型の美人画が多く、1万点以上の作品を残したことで知られています。歌川国貞は、22歳の頃から美人画を描きはじめ、「不老門化粧若水」などの初筆もしています。挿絵や役者絵なども描きます。その後、猫背猪首スタイルの美人画を描くようになり、「粋」な女性を描くことにも長けていました。役者絵などもどれも独特な世界観のものが多く、「当世美人合」や「当世美人流光好」など有名な作品が数多く残っています。歌川国貞は、若くしてその才能を認められただけあり、当時もとても人気がありました。歌舞伎を中心に制作依頼が続き、出版なども経験しました。

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