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上村松篁

上村松篁は、京都を中心に活躍した画家であり、母親(上村松園)も日本画家だったことから子供の頃から絵を描くことがとても好きな少年でした。ただ、ほとんどを二階の画室にこもっていたこともあり、二階のお母さんと呼んでいた時期もあるのだとか。自然に絵画の専門学校に行きます。上村松篁は、6歳のときに金魚や小鳥などを眺めることが好きで、美しさに魅せられます。これがきっかけになり、生涯のテーマを花や鳥にするなど、母親とは違う道を進むことになります。鳥の写生にはとことんこだわっていることもあり、鳥の生活を理解することから始めるなど徹底していました。1984年には文化勲章を受賞し、「閑庭迎秋」などの有名な作品を次々に残していきます。上村松篁の大作として知られる「万葉の春」など、人物を描いた作品もあります。

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