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山水文釜 畠春斎

畠春斎山 水文釜

買取価格3,000円

畠春斎(はた しゅんさい)は、富山県高岡市で代々続く釜師(鋳物師)の名跡です。特に茶道で用いられる茶釜や鉄瓶の制作で知られ、高岡鋳物(銅器)の伝統を現代に継承しています。
初代・畠春斎(1904-1980)は伝統的な釜づくりに専心し、高岡鋳物の名を広めました。二代・畠春斎(1944-2007)は、伝統技法を守りつつ現代的な感覚を取り入れた革新的な茶釜を発表し、日本伝統工芸展で数々の賞を受賞しました。
現在は三代・畠春斎(1976-)が当代を務めています。三代目は、代々受け継いだきめ細かく美しい肌合いの技術を基に、柔らかな造形の中に鋭さを共存させた現代的な茶釜を追求し、国内外で高い評価を得ています。伝統を守りながらも、現代のライフスタイルに合う作品づくりにも挑戦している釜師の家系です。