2025年6月– date –
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飯塚琅玕斎
栃木県出身の竹工芸家として知られた人物です。父親より技術を学び成功な技法や、独創的な世界観、斬新なデザインなどもあり有名になりました。竹細工といえば、日常生活で使うものでしたが、それを芸術として引き上げた人物でもあります。その技術力の高... -
板谷波山
茨城県出身、明治~昭和にかけて活躍した陶芸家として知られています。茨城県の名誉県民でもあり、文化勲章受章者です。東京美術学校で基礎を学び、石川県の工業学校の主任教諭として採用され、これをきっかけに陶芸の世界に打ち込み始めます。貧しい生活... -
井上萬二
佐賀県の有田町で生まれ、有田焼を世に広めた重要な役割を担った人物です。日本工芸会参与としても認定あされ、人間国宝としても知られています。生家が窯元だったものの、一時は海軍の飛行予防練習生となります。父親の勧めもあり、酒井田柿右衛門窯に務... -
今泉今右衛門
佐賀県の陶芸家でもあり、江戸時代からの伝統を今に守り続けている人物です。鍋島焼は、一子相伝の技法としても知られており、今は14代目が引き継いでいます。色鍋島と呼ばれる品格のある美しい色彩や、赤の調合が特徴でもあり深いこだわりを感じます。現... -
大樋長左衛門
石川県金沢市出身の陶芸家になり、大樋焼の当主として君臨しています。大樋焼の個展を開くときはその名を使いますが、自由に個展を開いて楽しみたいときは、大樋年朗の名前を名乗っていたそうです。文化勲章を受賞するなど、技術力の高さにも定評がありま... -
奥田頴川
江戸時代中期に誕生した陶芸家としても知られ、清の侵略のときに亡命した人物の末裔ではないかと考えられています。質屋を継ぐも、文化活動に熱心な人物でもあり陶芸に熱を上げていたのだとか。京焼では初めての磁器焼成に成功するなど、京焼を広めた人物... -
上村松園 志ぐれ他シルクスクリーンを宅配にて
シルクスクリーン類買取価格35,000円福岡県福岡市 お客様より宅配の査定依頼を頂き対応させて頂きました。地元のリサイクルショップに持ち込んだ所、全部で買取価格が数千円と言われ持ち帰り、ネットで買取店を探されて当店へご連絡を頂けたようです。査定... -
音丸耕堂
香川県高松市生まれの漆芸家でもあり、革命を起こした人物としても知られています。昭和17年に彫漆技術を用い出店した文展で特選を受賞します。当時は、色漆を何度も重ねて、今どきの流行りを取り入れた独特の作風からも注目されるようになります。重要無... -
加藤唐九郎
愛知県の春日井市出身の陶芸家であり、明治から昭和にかけて活躍しました。両親が窯業を営んでいたこともあり、幼少期より自然と馴染み、のちに父親の製陶工場の一部を譲り受けるまでになります。一時期、助成の措置を講ずべき無形文化財として認定される... -
河井寛次郎
島根県出身の陶芸家でもあり、随筆や書物、詩などの幅広い分野で活躍した人物です。もともとは大工の家出身になりますが、師匠と呼べる人物はおらず学校で教育を受けた珍しい陶芸家としても知られています。1万種以上にもなる釉薬の研究、中国陶器の研究な... -
川上不白
和歌山県の家臣の家で生まれ、16歳のときに表千家七世如心斎天然宗左の内弟子となります。江戸千家の流祖としても知られる人物になり、32歳のときに江戸に茶の文化を広げたいと下り、駿河台に門戸を開きます。もともとの茶風に囚われることなく、新しい茶... -
川喜田半泥子
大阪府で生まれ、伊勢の豪商の裕福な家庭で育ちます。ただ、1歳のときに祖父や父を亡くしたため1歳で当主となります。母も18歳で未亡人になったことで実家に帰り、祖母のもとで育てられることになります。百五銀行の取締役に就任し、他の銀行を買収し規模... -
黒田正玄
千家十職に数えられる役割の一つになり、先祖代々が襲名して受け継がれてきました。茶道具をメインに製作しており、千家に伝わる由緒正しき家系でもあります。現在は十三代まで続いています。初代は天正6年に越前にて誕生しました。関ケ原の合戦の後に浪人... -
北大路魯山人
京都府出身の陶芸家でもあり、もともと士族の家柄でした。ただ、位が低かったこともあり、生活は裕福なものとはいえませんでした。義理母からの虐待もあり、近所の人が養子話を持ちかけ、福田房次郎として生きることになります。住み込みで奉公に出た際に... -
駒澤利斎
千家十職の一人でもあり、棚や香合などを制作する「指物師」として、代々受け継がれてきた名称になります。初代の情報については殆ど残されていませんが、二代目より注文を受け、指物を製作していたと考えられています。とはいえ、当時は千家とのつながり...
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